2010年10月12日火曜日

FUNKOT HISTORY & TIPS 1

ファンコットの成り立ちについて。


2000年前後にジャカルタのコタ地区のディスコで成立した完全インドネシア独自のダンスミュージックのジャンル。




欧米のトランス、ハードハウスとインドネシアのファンキータイプのdangdutのリズムが融合したのが元となっており、黎明期から活躍するDJには伝説的なDJとしてJOCKIE SAPUTRA,DJ TOMMY FAN'S,CRAZY SANDYなどが挙げられる。
成立した頃のbpmは150から160と現在のbpm180~190よりもかなり遅かった。

funky beatと言われる独特のリズムと中低域を強調したベースライン、ちりばめられたボイスサンプル、派手でアグレッシヴなシンセフレーズを多用し、インドネシア国内外のトップ40などの楽曲のリミックスなどが多い。
また黎明期には現在「クラシック」と呼ばれている名曲の数々があり、毎年新しいバージョンやさまざまなDJによるREMIXが出ている。

funkotの分類は以下があげられる。



クラシック:
I LIKE IT LOUD,POEM WITHOUT WORDS,LEMBANG,POWER OF MAGICなど黎明期に生まれた名曲。


・REMIX:
インドネシア国内のヒットソングや、洋楽のヒットソングで人気が高いものをDJがリミックス。
コタ地区の成立には華僑が多く関係しているため、華僑のお客に向けた中国語圏でのヒット曲も良くリミックスされる。
これはMANDARIN HOUSE/CHINESE HOUSEなどと呼ばれている。



・HARD FUNK:
CYBER DJ TEAMのRONNYを中心に提唱されるよりハードで洗練されたミニマリズムと陶酔感を追及したもので現在の主流となりつつある。

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